子育て

米国のエリート教育が重視する「非認知能力」って何?

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かつてのアメリカは、日本と同じようにテスト勉強中心の点数主義を採用していました。しかし、今では学校の成績も受験も、「テストの点数では測れない能力」というプラスの部分も含めて多角的に学生を評価する方法に移行してきているようです。

『世界最高の子育て』は、「全米最優秀女子高生」に輝いた娘のスカイさんを育てたボーク重子さんによる教育書です。ロンドンへの留学で出会った夫と国際結婚し、ワシントンDCで自らエリート校の教育を体験してきたボークさんが語る、これからの時代に必要な子育てが紹介されています。

自ら考える力を持ち、論理的思考法で問題解決を図り、自分からやる主体性のある子ども。そして折れない強い心を持つ。そんな子どもを面倒な努力なしに、ちょっとマインドセットを変えるだけ、そしていくつかのキーポイントを抑えるだけで育てる方法があるとしたら、興味を惹かれませんか?


これからの時代に必要とされる「真の学力」とは
アメリカではもはやテストの点数は重要ではありません。満点でもハーバードを始めアメリカのトップの大学から落とされるということも実際に起こっているのです。テストの点数だけではその人の本当の能力は分かりません。では、一体米国の教育では何が重視されているのでしょうか。

それは自信、自制心、回復力、責任感、共感力、柔軟性などに代表される「非認知能力」です。IQや学力テストで計測される認知能力ではない、これら「+@」の部分が「テストの点数では測れない能力」です。

高校卒業時までに大きな力がつく
学校といえば先生が教科書を使って生徒に勉強を教えてくれる所、正解のある問題の答えを覚え、正確に一早く回答する練習をする所と思われるかもしれません。ですが、娘スカイさんが通ったアメリカの小学校併設の幼稚園では、教科書も宿題も小学校の3年生まではなかったそうです。子どもたちは自問しながら、そして先生やお友達との対話を通しながら考える力を育んでいくのでしょう。

中学・高校になると授業の多くはディスカッションで進んでいきます。「暗記でいいんじゃないの」と思える歴史の授業でさえも先生と生徒のディスカッションで行われます。ここには「自分で考える力」「実行機能」「クリティカルシンキング」の全てが入っています。これを4歳の頃から鍛えていくと高校卒業時までには大きな力がつくのです。


こういう学力を身につけた生徒とテストで満点を取る訓練を受けただけの生徒には、その将来に大きな違いが出るのは一目瞭然かと思います。
『世界最高の子育て』、ぜひ読んでみてください!

世界最高の子育て――「全米最優秀女子高生」を育てた教育法 -
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