子育て

20種類以上の食物アレルギーを持つ息子。給食で悩む彼に伝えたこと

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子どもにアレルギーがあり、幼稚園や小学校の給食では除去食やお弁当持参という方もいるでしょう。筆者の7歳の長男も、20種類以上の食物アレルギーがあります。幼稚園の給食では除去食を、小学校では9ヶ月間お弁当持参の後、今は除去食+一部お弁当持参というスタイルをとっています。繊細で傷付きやすく、「みんなと同じがいい」という長男に伝えたことをご紹介します。
アレルギーは個性の一つ
はじめは食物アレルギーも5種類だった幼稚園時代は、除去食の給食にそこまでショックを受けてはいないようでした。ただ「自分と他の人の給食は違う」という認識はあったので、どの食材が食べられないか、食べるとどんな症状が出るかなどを教えました。親にとって一番困るのはアレルギー症状が起こることなので、早めに理解してもらうことが肝心です。

5歳で花粉症と、同時に花粉症由来の口腔アレルギー症候群を発症。食物アレルギーの数も20種類以上となり、小学校では先生と相談の上お弁当持参となりました。親としては、入学だけでもストレスなのに、1人お弁当ではストレスが大きいのではないだろうか、いじめられないだろうかと不安が過ぎりました。

そんな中、学校へアレルギーの相談に行った際、校長先生から「価値観が多様化する現代ですから、アレルギーも個性の一つとして考え、生徒たちには話しています」とお話がありました。アレルギーを「個性」と捉えることは、一つの発見でした。

いくら嘆いたところで、アレルギーとは一生付き合っていかなければなりません。マイナスばかりを見ず、プラスに目を向けようと考えました。毎日「自分だけ違う」ことを味わう長男にとって、アレルギーは個性を学ぶ一つの機会ともなります。世の中にはアレルギーだけではなく様々な個性を持つ人がいること、その様々な個性を尊重することが大切だと伝えるきっかけになりました。

自分だけの個性との付き合い方
時には「給食を食べたい」と言ったり、下校途中に泣いた日もありました。親としても辛く、共感しかできません。そんな日には『ぼくだけのこと』という絵本を読んでいます。小学校でお弁当になると決まったとき、個性を尊重する絵本を探し出し、入学祝いとしてプレゼントした本です。

ぼくだけのこと -
ぼくだけのこと -

主人公の男の子は、「ぼくだけのこと」をたくさん集めます。その中には良い個性もあれば、嬉しくない個性もあります。絵本を読みながら、プラスの個性を見つけて伸ばすのが人生であり、マイナスの個性とはうまい付き合い方を考えようと話をしています。

アレルギーとの付き合いは親側も一喜一憂の日々で、子どもと話しながら自分に問いかけているところもあります。大変なこともありますが、学びの一つの機会として捉え、付き合っていくのはいかがでしょうか。


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