
調味料を同じ容器に詰め替えると、見映えの良いキッチンになると話題です。皆さんもSNSなどで、シンプルな調味料ボトルがならぶオシャレな冷蔵庫などを見かけたことがありませんか? こんなに素敵になるならと、お揃いの容器をまとめ買いしたくなるママも多いのではないでしょうか? でも、ちょっと待って! 調味料には詰め替えて良いものと悪いものがあります。すべて買い揃えて試してみた、筆者の例をもとに、失敗しない「調味料の詰替え」を考えたいと思います。
写真上は、筆者がキッチンの調味料類をすべて詰替えて失敗した敗北品です。筆者の場合、仕事で再利用できますが、一般の家庭ならお金のムダ使いになりますよね。この経験からお伝えできるのは「維持する必要のない調味料の詰替えはムダ」ということです。例えば、500mL以下の調味料(①)は片手で持ち上げるのも簡単ですし、使い切るのも早いと思います。粘度の高い調味料(②と③)は、容器が汚れやすく扱いにくい点にストレスを感じます。市販の商品は、これらが考慮されたボトルだということがよくわかりました。また、開封後の賞味期限が短い調味料(④)や遮光瓶に入った調味料(⑤)は、詰め替えることで劣化が早くなります。空気の侵入が増え、カビが生え台無しになった例もあります。もちろん、煮沸をしたり間口の狭い容器に入れ替えたりと丁寧な維持ができる性格の方には、問題ありません。
[詰め替えて、失敗だったもの]
① 500mL以下のボトルに入った調味料(お酢、麺つゆなど)
② チューブボトルに入った調味料(マヨネーズ ケチャップなど)
③ 粘度の高い液体調味料(チリソース、ラー油、ソースなど)
④ 開封後の賞味期限が短い調味料(ドレッシングなど)
⑤ 遮光瓶に入った調味料(ゆずの絞り汁など)
[良いもの]調理の時短と在庫管理に役立つ! 詰め替えるべき調味料
大きなボトル(1L以上)に入った、基本調味料はどの家庭にも常備していると思います。ですが、調理中に片手で取り出すのはとても大変です。これらの基本調味料は、片手で持ちやすくて液だれしにくい容器に詰め替えることをおすすめします。

また、乾物類や粉類も詰替えると便利になるものです。ビニール袋のままだと、正面から見た時に在庫量がわからず何度も買い足してしまうからです。また、形状が不揃いだとゴソゴソと探す時間が増えます。詰め替えることで、調理の手間が減ったり買い過ぎを防ぐなどのメリットがあります。

[詰め替えて、正解だったもの]
① 1L以上のボトルに入った基本調味料(しょうゆ、みりん、日本酒、サラダオイルなど)
いつも同じオイルを使用し、補充するのが気にならない方のみ。別のオイルに変える方は、汚れが落ちにくく煮沸消毒も面倒なのでおすすめではありません。
② 乾物(乾燥わかめ、ゴマ類、とうがらし、こんぶなど)
③ 粉類(片栗粉、中華だし、和風だし、塩、砂糖、スパイス類、青のり類)
②と③かつお節やふりかけなど1度で使い切る個別の乾物類や、定番以外の食材を除きます。
「調味料の詰替え」の最大の魅力は、色の氾濫を抑え生活感を排除しスッキリしたキッチンにできることです。次に、キッチンの作業効率をアップデートするために、調味料の収納を考えるのはとても大切です。というのも、ガサガサと探す必要もなくワンアクションで取り出すことができるからです。使う時のことを考えた収納(調味料の詰替え)は、とても合理的で調理時間を短縮できます。例えば、重くて扱いにくい、袋から取り出しづらい、すぐに出し入れ出来ないなどの負担を感じた調味料は、詰め替えても良いものだといえそうです。
PHOTO/ito maki
