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時には手づかみでもOK!? 料理別、魚の食べ方マナー

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魚を美しい所作で食べられる人は、単純にマナーにかなっているというだけでなく、育ちの良さや、丁寧な生き方を感じさせてくれるもの。日本の食卓に欠かせない魚だからこそ、きれいに食べてみたくなりませんか?
食べ終わったお皿が見苦しくならない。これがすべての基本!
お魚には、骨、内臓、ヒレといった、食べられない部分があります。丸ごと食べられる「つみれ」は例外ですが、お魚を食べる際に注意したいのは、

・一緒に食べている人を不快にしない
・食べ終わった後のお皿の上がすっきりしている

この2点になります。お箸で魚の身をグチャグチャにしてしまったり、骨や皮をお皿の上にバラバラに散らかしてしまうのはいただけません。また、お皿に載っている魚を、手や箸でひっくり返してしまうのもマナー違反です。上身を食べ終えたら、箸を使って頭と骨を外し、お皿の右上の隅に置いておくようにしましょう。箸だけではうまく外せない場合は、懐紙(なければナプキン等)を折って魚の頭の部分にかぶせ、押さえるようにします。食べ終えた後、ここで使った懐紙で食べ残した魚の骨を隠せば、「この人すごい!」なんて称賛をいただけちゃうかもしれませんよ。

料理によって、注意する場面が変わります
小骨の多い魚は、骨を避けて食べるとうまくいく!
焼き魚として出されることが多いアジやサンマといった小骨の多い魚は、まず、ヒレなどの硬い部分を外してから、魚の中央にある中骨に沿うように頭から尻尾に向けて箸を入れ、身を上下に分けるような切れ目を入れます。この切れ目からめくるようにすると小骨がきれいに取れるので、とても食べやすくなります。肋骨や背骨のまわりの肉は、箸で優しくこそぎ落とすようにしていただきましょう。ちなみに、食べ始めるのは上下に分けた上側から。頭に近いほうから尻尾に向かって食べ進めるようにしましょう。

煮付けは、涙箸に注意!
鯛やキンキ、カレイといった、煮付けて美味しい魚を食べる際は、身をボロボロにくずさないよう、優しい箸使いでいただくのがコツ。焼き魚と同様にヒレを外したら、中骨に沿うようにして身に箸を入れ、頭の横から尾に向けて食べ進めます。気を付けたいのは、ぼたぼたと汁を垂らしてしまう「涙箸」にならないようにすること。お皿の箸でしっかり水分を切ってから口に運びましょう。垂れそうだから……と手をお皿にして受けるのはマナー違反です。骨が口に入ってしまった場合は、箸を持っていないほうの手で口元を隠し、お箸で骨をつまんで取り出します。指で骨を取り出すのはNGですので気を付けて。

干物は中骨についた身まできれいにいただきましょう
干物は、お皿に盛られた状態で、手前側(中骨が無い側)から食べ始めます。奥側(中骨がくっついている側)を食べる際は、頭の付け根の部分で中骨を折り、中骨をはがし取り、ひとまずお皿の奥側に置いておきます。魚の身を食べ終えたら、先ほどはずした中骨部分についた身を、お箸でほぐし取りながらいただきます。

骨ごと食べられる小魚は手づかみで!
アユやヤマメといった小魚の塩焼きは、お箸ではなかなか食べにくいもの。こうした魚に関して言えば、ヒレを外した後、手づかみで頭からパクッと食べてしまってもマナー違反になりません。ただし、いただく前にお店の方にお願いをし、新しいお手拭きを用意してもらうといいでしょう。

いずれの場合も、料理が冷めてしまう前に美味しくいただくのが何よりのマナーです。自然が育んだ命をいただくのですから、できるだけ美しく、正しい所作でいただきましょう!
PHOTO/Fotolia

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