新婚時代に買ったお気に入りの椅子。今では子どもがジュースを食べこぼしてシミだらけ……なんてことありませんか。買い換えるのはもったいない、そんなときにおすすめしたいのが張り替え。素人には難しそうですが、意外と簡単で楽しいんです!
ではさっそく、トライしましょう!
張り替えられる椅子は、座面が脚から取り外せるタイプのもの。こちらはレトロな座面が可愛いのですが、長年の愛用によりシミが目立っていました。
張り替え用の布とスポンジを用意します。布はインテリア用の厚みのあるものがおすすめ。お子様のいるご家庭はビニールコーティングされたものもいいかも知れません。スポンジはネット通販で、1枚400円程度で手に入れられます。今回は2枚重ねにします。
工具はドライバー類、古い針を取り除くペンチ、油性ペン、ボンド、ハサミ、そしてタッカーです。タッカーとは木工用の大きなホチキスのようなもの。ホームセンターや、100円ショップでも取り扱いがあります。
外して留めるだけ!
ハウツーとは言っても、外して留めるだけなのですが、実際にやってみると「あれ?」と思うことが発生するもの。そんな“つまずきポイント”を中心に手順をご紹介。
1.座板から古い座面を取り外す
脚から取り外したら、古いタッカーの針を取り除くのですが、タッカーに付属しているヘラだと力が入りづらく、しかも針がかなり食い込んでいるので大変です。
そこで便利なのが先細ペンチ。先を突っ込んでから引き抜くと、かなり労力を削減できます。
2.新しい座面を用意する
上のように座面が外せたら、新しい座面を用意します。
そのとき、古いスポンジを新しいスポンジの上に乗せて、そのまわりを油性ペンでなぞると簡単にサイズが決められます。
同様に2枚目のスポンジ、布を切り出し、座板の上に乗せます。
スポンジを2枚使用する場合はボンドで接着することをオススメします。
3.タッカーで留める
タッカーを使い、座板をくるみながら留めていきます。思った以上に手に衝撃があるので最初はびっくりするかもしれませんが、慣れればあっという間。たまに針が飛ぶことがあるので、ご自身やお子様に当たらないよう注意して下さいね。
座板の裏側をカバーする不織布もタッカーで留めたら、あとは脚を取り付けるだけ。
すっきりキレイな北欧風に生まれ変わりました!
ついでにこちらの椅子もチェンジ。
カラーが揃い、ダイニングの統一感が一気にアップしました!
実際にやってみるまでは大変そうな作業ですが、工作レベルのテクニックがあれば誰でも簡単にできちゃうもの。一度やると楽しくてやみつきになっちゃいますよ!