
どんどん増えていく子どものおもちゃ。赤ちゃんの頃に使っていたおもちゃは、徐々に処分していきたいけれど、思い出が詰まっていてなかなか踏み切れない……そんな時には、地域の子育て広場に寄贈してみてはいかがでしょうか? 筆者の体験をもとに、ここに寄贈してよかった!と思ったポイントをご紹介します。
自治体によって名前は違うかもしれませんし、児童館という一括りになっている場合もあるかもしれませんが、乳幼児が室内で遊べる「子育て広場」がある地域は多いでしょう。筆者が住んでいる地域にも、自治体が運営している0歳~3歳が遊べる子育て広場があります。筆者は、子どもが赤ちゃんの頃から頻繫に通い、スタッフの方に話を聞いてもらったり、居合わせたママたちとおしゃべりしたりと、この場所があるから子育てが楽しくできるようになった、という実感があります。いつしか子どもも大好きな場所になり、何か恩返しができないものか……と考えていました。
そんな時に、どんどん増えていくおもちゃの置き場に困っていたという事情も重なり、「子育て広場へのおもちゃの寄贈」を思いつきました。その子育て広場は、スタッフの方々の工夫でとても楽しく遊べるようになっているのですが、おもちゃは修復を重ねているように見受けられるものも多かったからです。
思い出の詰まったおもちゃの活躍が見られる!
スタッフの方に相談をすると、「大歓迎!」とのことでした。そこで、状態がよく、その広場に来る0歳~3歳が安全に楽しく遊べる、且つ我が子が「もう○○広場にあげても大丈夫」と言ったおもちゃを選んで寄贈させてもらいました。よく足を運んでいる場所だからこそ、「このおもちゃは、あそこに来る子どもたちがよく遊んでくれそうだ」「このおもちゃは、あそこにあまりないタイプだから、珍しがられるだろうな」といったジャッジもしやすかったです。
おもちゃを寄贈できる場所は、他にもあると思いますが、地域の子育て広場に寄贈することは、まず「恩返し」ができているような気持ちになれるところが大きいです。また、まだその子育て広場には遊びに行っているので、そこで寄贈したおもちゃや、それを使っている子どもたちを見ることができます。寄贈したおもちゃが活躍してくれている様子を実際に「見られる」、そして思い出のおもちゃにまた「会える」というところも、地域の子育て広場に寄贈するならではのポイントだと思います。
いかがでしょうか? もちろん、寄贈を受け入れている/いないは、自治体によって、子育て広場によって異なると思いますので、まずは問い合わせをしてみてくださいね。
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