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キウイは太りにくい! 妊娠中や授乳中も食べたい、スゴイ栄養効果とは

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果物は食べた方が良いとはわかっていても、普段の食事でなかなか取り入れられない人も多いですよね。そんな中、管理栄養士がおすすめするのがキウイ。実はキウイは妊娠中、授乳中のママにもダイエット中のママにもピッタリなんだとか。ということでキウイの栄養効果について知るため、管理栄養士の足立香代子先生が登壇したゼスプリ・インターナショナル・ジャパン株式会社主催のプレスセミナーに参加して勉強してきました。


意外と知らない、キウイの栄養素
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キウイにはビタミンC、食物繊維、カリウム、葉酸、ビタミンE、アクチニジン、ポリフェノール、有機酸など、さまざまな栄養素がギュっと詰まっています。

果物の重量100g(可食部)に含まれる17種類の栄養素の1日当たりの摂取基準の平均値を表す栄養素充足率スコアにおいて、キウイはいちごやバナナ、レモンなどあらゆる果物の中でもトップクラス。

なんとキウイ1個で、肌サイクルやエイジングケアに役立つビタミンCはレモン8個分以上、お腹の調子を整えお通じを良くする食物繊維はバナナ約3本分という驚きの栄養密度を誇ります!

また100gあたり約36μgの葉酸も含まれているので、妊活中や妊娠中、授乳中にも積極的に食べたい果物なんです。

キウイはどうして太りにくいの?
食後の血糖値の急上昇を防ぐことを目的とする糖質ダイエット。ダイエット中のママの中にも実践している人も多いのではないでしょうか。

糖質ダイエットは、食後の血糖値を急上昇させないことが目的。急上昇してしまうとインスリンが大量に分泌されてしまい、余分な糖を脂肪としてため込むため肥満に繋がってしまいます。しかし糖質を毎日カットするのは難しいですよね。そんな人は食後にキウイを食べるのがおすすめ!

実際に管理栄養士が果物摂取後の血糖値を測定する実験を行ったところ、食後の血糖値が上昇しにくかったのはバナナやオレンジ、パイナップルに比べても、ダントツでキウイだったことがわかりました! これはキウイにたくさん含まれている果糖と食物繊維が関係しているそうです。

果糖はぶどう糖や砂糖(しょ糖)より血糖値を上げにくい糖質なんです。このように同じ糖質でもその種類を見極めれば、無理な糖質ダイエットで食事制限をする必要がないことがわかります。

美味しいだけでなく、嬉しい栄養素もたくさん摂取して、さらに太りにくい体を目指せるキウイ。皆さんも食後のデザートや間食のおやつに、キウイを積極的に食べてみてはいかがですか?



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