子育て

実母の干渉が辛い…上手に防ぐ方法はあるの? ~前編~

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子どもが生まれるとママとしての先輩である母親には今まで以上に頼ったり相談したりと関係が近くなりますよね。一方、娘や孫に対して過干渉になる母親も少なくありません。そんな過干渉タイプの母親に対して、娘としてどう接したらいいのでしょうか。母と娘の関係性に詳しい家族心理ジャーナリスト・カウンセラーの麻生マリ子さんに伺いました。
自分の世界や楽しみがある母親は過干渉になりにくい
Q:孫ができてから急に過干渉になる母親はどのようなタイプでしょうか。

麻生マリ子さん(以下、麻生):子育てを含めた自分の人生に後悔や思い残しがあり、孫育てを通じて無意識にそのリベンジを図るタイプが過干渉になりやすいようです。育てるという行為をわが子が自立するまで行ってきた母親が、孫の誕生で“育てる”スイッチが過剰に入るのがこのタイプでしょう。

また母親自身に趣味や仕事、友人関係など自分の世界があれば孫育てに対する過干渉は起きにくいようです。ただ友人間で孫の話題が挙がるなか、友人と競って孫自慢をしたい母親は過干渉になりがちです。

娘は自立した存在であることを示すことが大事
Q:母親を過干渉にしない方法はあるのでしょうか。

麻生:「娘は自分の家庭を持った自立した存在」「娘の家庭は母とは別の家庭」という線引きをすることです。もちろん必要以上に介入しようとする姿勢が見られたら断る勇気も大事。

例えば独身時代にやらなかった季節の贈答を夫婦連名で行うだけでも、自立した家庭を持った身である自分を示すことができます。

“孫育て”について学んでもらう
Q:娘の子育ての仕方に「それではダメ」「昔はこうだったのに今はそんな楽をしているの?」と口を出してくる母親に対してできることがありますか。

麻生:近年は“孫育て”に対する関心が高まっています。干渉内容や同居か否か、母の子育ての手伝い具合にもよりますが、まずは自治体刊行の『孫育てハンドブック』やシニア雑誌の孫育て特集をお読みいただくのが良いでしょう。時代による子育ての違いを踏まえた上で、娘夫婦をいかに尊重しながら孫と関わっていくかが説かれています。

それらが手近になくとも、ママ向けの子育て雑誌や書籍を一緒に読みながら学んでもらう手も。 ただし子どもの命に関わる危険性のあることに間違った干渉をしてきたら明確に伝えなければなりません。場合によっては医師のもとに同行して話を聞いてもらうことも必要でしょう。


子育てをもっとしたいと思っていたり、ずっと娘のことを“自分の家庭の子”と捉えていたりする母親は過干渉になりやすいようですね。後編ではそんな過干渉な母親へのさらなる具体的な対策をお聞きします!
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【麻生マリ子(あそう・まりこ)】
家族心理ジャーナリスト・カウンセラー/母娘・家族問題研究家。女性たちの抱える生きづらさの背景として母娘関係に着目。10年余りに渡る取材・執筆活動を経て、現在は家族問題の相談や著述を主に活動。また新聞や雑誌、WEB媒体などへ寄稿、コメント提供を行う。心理学科卒。1600人インタビュー・対談。相談1万件。自身も娘を持つ母である。






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