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ありがとう、かこさとしさん。いつまでも読み継ぎたい絵本3選

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5月2日。絵本作家のかこさとしさんが、この世を去りました。かこさんが描いた絵本は、ママ世代が子どもの頃に読んでいて、それを今我が子が読んでいるというものも、数多くあります。そこで今回は、かこさんの絵本の中から、現役の子どもを代表して、筆者の娘(3歳)にお気に入り3冊を選んでもらいました。


「からすのパンやさん」
かこさんの代表作と言える「からすのパンやさん」が、一番のお気に入りという子どもは、筆者の娘に限らず、たくさんいるのではないでしょうか。1973年に上梓されてから、からすのパンやさんの家族が織り成す賑やかな物語と、ユニークでおいしそうなパンの数々は、世代を越えて愛されてきました。思わず口に出したくなるテンポのいい言葉や、図鑑のように細かいパンの絵など、かこさんの魅力が凝縮された一冊でもあります。
その、からすのパンやさんの子どもたちが主役となった4冊の絵本は、2013年に発表されたばかり。40年越しの続編というスタイルは、長きにわたって絵本を描き続けてきたかこさんならではでした。

「どろぼうがっこう」
我が娘のお気に入り、その2は「どろぼうがっこう」。こちらも、「からすのパンやさん」と同じ、1973年に上梓されました。そして、2013年に「どろぼうがっこうぜんいんだつごく」などの続編も発表されています。
どろぼうのがっこうに集まった生徒たちの、威勢のいい挨拶や突拍子もない行動。そしてドキドキワクワクさせられる「ぬきあし さしあし しのびあし」という一節! 日常生活において口ずさんでいる親子もいるのではないでしょうか。また終盤に訪れる、真っ黒な見開きに文章だけが書いてあるデザインは、今見ても斬新で、かこさんの冒険心が表れていると思います。

「だるまちゃんとかみなりちゃん」
かこさんのシリーズ絵本と言えば、「だるまちゃん」。1967年に上梓された「だるまちゃんとてんぐちゃん」をはじめとして、コンスタントに数多くの絵本が発表されました(今年1月にも、シリーズ最新作を3冊発表!)。その中でも、我が娘のお気に入りは1968年に上梓された「だるまちゃんとかみなりちゃん」。「かみなりちゃんがかわいいから」とのことですが、確かに登場人物のキャラクターがとてもチャーミングです。
雲の上のかみなりの世界の描き方も細やかで、今見てもその未来都市な雰囲気にワクワクさせられます。字のデザインも、絵や物語とシンクロしていて、とても自由。「ぴかぴか ごろごろ がらがら どしん」など、擬音語も多く、ママも楽しく見られる、読める一冊です。

もちろん、3冊だけを選ぶことはとても難しく……筆者のお気に入りとしては、陽気な歌がたくさん出てくる「あかいありとくろいあり」、かわいいぶたの家族に惹かれているうちににんじんが好きになる!?「にんじんばたけのパピプペポ」、元祖・絵さがし絵本「とこちゃんはどこ」(作は松岡享子さん)なども。どの絵本も、子どもたちへの愛や信頼に溢れています。これからもずっと読み継いでいきたいですね!



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