食&レシピ

夏の元気ジュース「梅シロップ」は、炊飯器で放置するだけ!

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初夏になると「青梅」がスーパーに並びだします。梅酒、梅干し、梅シロップを仕込む家も多いのではないでしょうか。逆に、手間と時間がかかるし……と挑戦したことがないママも多いと思います。でも大丈夫! 「梅シロップ」なら、炊飯器だけで簡単に作れます。スィッチを押すだけで、翌日から夏バテ防止ドリンク「梅ジュース」が楽しめるんです!
梅シーズン到来! 夏の疲れを吹っ飛ばす梅シロップとは?
梅に含まれるクエン酸は、疲労回復や整腸作用、美肌などに効果的です。また、鉄分やミネラル類が豊富なので夏バテにも良いと知られています。通常、大きな瓶で氷砂糖と仕込む「梅シロップ」は、約20日の熟成期間を必要としますが、まろやかな味わいに仕上がります。炊飯器を使ったレシピなら半日で完成し、スッキリめの味になります。

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<用意するもの>
南高梅(青梅)……1kg
三温糖……700~1kg(氷砂糖、グラニュー糖、白砂糖でも可)
炊飯器……5合以上(1kgの場合)
※梅と砂糖の割合は「1:1」が基本で、スッキリ味が好みなら「1:0.7」ぐらいで可。


炊飯器で仕込む「梅シロップ」の作り方
①爪楊枝で梅のヘタを取り、ボウルに入れて1時間ほど水に浸す。
②梅の水分をよく拭き取ります。(この段階で、乾かして冷凍保存も可)

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③炊飯器に、梅と砂糖を交互に重ねます。1番上が、砂糖で覆いかぶさるように。
④炊飯器の蓋をして<保温ボタン>を押します。
⑤6時間後、砂糖の様子を確認します。砂糖が溶けていなかったら、よくかき混ぜる。
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⑥保温時間は、8~12時間。様子を見ながら、お好みの味に調整しましょう。
(時間をかけるほど梅エキスが濃厚になるが酸味も増すため、お好みの時間帯で終了)
⑦梅がシワシワでエキスがたっぷりにじみ出たら、完成です。
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⑧シロップと梅の実を分けて取り出します。(梅の実の渋みが移るため)
⑨シロップが冷めたら、煮沸消毒済の瓶へ移して冷蔵庫で保存します。
※煮沸消毒が面倒な場合は、自己責任の上、清潔な容器へ入れて早めに使い切ります。

梅シロップを使って「梅ゼリー」を作ろう!
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梅シロップを水やソーダで割るだけで、梅ジュースになります。これからの季節は、かき氷のシロップとしても最高ですね。他にも、梅シロップのケーキなど優しい甘さを活かしたお菓子作りを楽しめます。冷たいデザートなら、梅の実を使った「梅ゼリー」が、風流があり来客にも喜ばれます。ゼラチンで溶かすだけなので、ぜひ作ってみましょう!

<用意するもの(4人分)>
梅シロップ……120cc
ゼラチン……5g
お湯……250cc
お湯……大さじ1~2杯(ふやかし用)
※商品によって異なるので、ゼラチンのパッケージに記された量を参考にしてください。

<梅ゼリーの作り方>
①ゼラチンにお湯をかけてふやかします。
②お湯(200cc)に、①を入れてまんべんなくかき混ぜます。
③少し冷ましてから、梅シロップ(100cc)を入れ混ぜ合わせます。
④お好みの容器に入れ、梅の実を沈めて冷蔵庫で冷やします。

「梅シロップ」があれば、体に優しいジュースやおやつを楽しめます。また、取り出した梅の実を砂糖と煮詰めれば「梅ジャム」になります。夏の疲れを癒やす栄養が詰まった梅をまるごと味わってみては、いかがでしょうか?

PHOTO/ito maki

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