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ちょっとの油断が大惨事! 自宅で花火を楽しむために、覚えておきたい注意事項

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夏が近づいてくると、コンビニやスーパーの棚に並び始める家庭用の「花火」たち。暗闇で鮮やかな花を咲かせる花火は、子どもたちも大好きなおもちゃのひとつですよね。でも、火を使う以上、扱いには注意が必要になります。皆様もすでにご存じのこととは思いますが、ここで一度、花火の危険性や覚えておきたい注意点を振り返ってみましょう。


広い場所で、大人と一緒に。これが基本ルール
公益社団法人 日本煙火協会では、花火を安全にマナーよく行うために、

・水の入ったバケツ
・ゴミ袋
・ローソク、線香

の3つを用意し、広い場所で、必ず大人と一緒に行うことを勧めています。また、

・風の強い日には行わない
・花火を持ったままウロウロしない
・花火を振り回さない
・一度にたくさんの花火に火を付けない
・打ち上げ花火を手に持たない
・火が燃え移りにくい素材の服を着る
・燃えやすいものを近くに置かない

これらも、必ず子どもたちに守らせたいマナーになります。また、神奈川県や芦屋市など、花火NGの条例がある自治体もあります。お住まいの自治体のWEBサイト等で、確認してから行うようにしましょう。

花火が原因で、こんな事件が起きてます!!
米国オレゴン州では、2017年の夏、山の麓で遊んでいた15歳の少年の不注意から花火が周囲の木々に燃え移り、大規模な山火事となりました。裁判の結果、約40億円もの賠償金を支払うことになってしまったといいます。
まぁ、これはあくまでも米国の例で、日本ではここまで高額な賠償になることはないと思いますが、日本でも、花火や炭火の不適切な処理などの過失により火災を引き起こしてしまった場合、失火責任法という法律の元、損害賠償の義務を負うことになります。

ちなみに東京消防庁の管轄内では、12歳以下の子どもの「火遊び」による火災事故は、年間40件ほど起こっているそうです。しかし、平成22年~26年の5年間で、花火が火災の原因となったのはわずかに1件。「だったら花火って、安全なんじゃないの?」そう思う人もいると思いますが、火傷などのケガをする事故は、全国各地で起きています。

数年前には、手持ち花火をしながら歩いていた女児の衣服に火花が移る、という事故が起きました。この時、女児が着ていたのが化繊のワンピースだったため、あっという間に火が燃え上がったといいます。バケツに水を汲んで用意していたので、ひどい火傷を負う前に火を消し止めることができたようですが、バケツの用意がされていなかったら……と思うと、ゾッとしますよね。

花火の後始末もしっかりと!
花火の燃えカスを放置したまま外出し、ボヤを起こしてしまうという事件も、毎年起こる事故です。花火の燃えカスはしっかりと水に沈め、内部まで消火できたかどうかを必ず確認してから、ゴミ袋に入れて処理しましょう。こうした燃えカスの処分は絶対に子どもにまかせず、必ず大人が行うようにしてください。
ロケット花火など、遠くに飛んでしまうものも発売されていますが、飛んでいった先が分からなくなるような場所で行うのはNGです。責任をもって全て回収し、火をしっかり消してから捨てるようにしてください。それが出来ないのであれば、使用を控えましょう。

子どもたちの楽しい夏の思い出を、悲惨なものに変えないためには、やはり、大人によるコントロールが必要になります。正しい花火の楽しみ方を教えて、安全に楽しんでください。
PHOTO/Fotolia



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