梅雨真っ只中。おうち遊びのバリエーションを増やさなければ……とお悩みのママさん、ぜひ、図書館や本屋さんに行ってみてください。絵本には、おうち遊びの手助けをしてくれるものが、たくさんあります。今回は、その中から厳選して3冊をご紹介しましょう。
赤ちゃんの体に触れたり、抱っこしたり、触れ合いながら遊べるわらべうたが、可愛らしい絵と共に12曲紹介されています。昔ながらのわらべうたばかりなので、記憶の中に残っているママもいるかもしれません。
わらべうたは、おうち遊びに限らず、いつでも、どこでも、道具いらずで子どもをごきげんにすることができるので、覚えておくととっても便利。基本的に赤ちゃん向けですが、3歳以上の子どもと遊んでも、意外と大ウケしてくれます。我が子3歳は「いちり(両足の親指を掴む) にり(両足の足首を掴む) さんり(両足の膝を掴む) しりしりしりしり(おしりをくすぐる)」というわらべうたを何度もリクエスト! ぜひ、雨の日にも楽しんでみてはいかがでしょうか?
「すりかえかめん」
NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」の人気コーナー「すりかえかめん」。なんと、絵本になっているんです。二枚の絵が並んでいて、すり替わったところを探す遊びが、絵本になることで、よりじっくりと楽しめます。改めてその繊細さやユニークさが伝わってくる、はらこうへいさんの画風も見どころです。
ページをめくるごとにレベルアップしていき、最後はひとつの絵にいくつもの「すりかえ」があるという、なかなか高度な展開に! 子どもが一人遊びする時も、飽きずに集中できる、そして、退屈なおうち遊びも、愉快に彩ってくれる一冊です。
「たたんで たたんで ぬのあそび」
布一枚で、こんなにもいろんな遊びができるんだ! ということを教えてくれる絵本。ハンカチ、手ぬぐい、タオル、シーツ、などなど、様々な形・サイズの布を使った遊び方が、たくさん掲載されています。
布があれば、おままごとののりまきだって、サンドイッチだって、バナナだって作れます。さらに、おしぼりからお人形が、バスタオルからおうまさんが生まれるんです。ママがちょっと手伝えば、素敵なドレスにも! おうち遊びのバリエーションを増やすだけではなく、子どもの想像力を高めることもできますよ。
雨の日は、親子で触れ合い、じっくりと遊ぶチャンスです。ぜひ、絵本を参考にして、楽しく過ごしてくださいね!