大人になるほどに目元がぼんやりとした印象になりがちだと感じてはいませんか? そんなぼんやり目元を、すっきりと引き締めて見せてくれるのが目の際に入れる細めのアイラインです。アイライナーにもいろいろありますが、細めのアイラインは筆ペンタイプのリキッドアイライナーやぺンシルタイプのジェルアイライナーで描くと、失敗なくきれいに仕上がります。そこで今回は、コスメ好きのママに人気の高いプチプラ・コスメブランドから、この春に発売されたばかりのアイテムをピックアップして比較してみました。
ピックアップしたのは、VISSE カラーインパクトリキッドライナー (6色+限定2色、各1,000円【税別】※筆者調べ)、エクセル スキニーリッチライナー(3色、各1.300円【税別】)、kate レアフィットジェルペンシル(2色、 各 1,100円【税別】)の3つ。どれもプチプラなのに優秀!と話題沸騰中のものばかり。すべて、ブラウン系を選びました。ブラウン系は、ブラックよりも柔らかい印象になりナチュラルに見えるので、ママの普段着メイクにおすすめのカラーです。
それぞれの描き味は?
上からVISSE リシェ カラーインパクトリキッドライナーBR340、エクセル スキニーリッチライナーRL02、kate レアフィットジェルペンシルBR-1。VISSEとエクセルは筆ペンタイプ。どちらも適度なコシがあります。エクセルの方が少し細いので、目の際に描きやすい印象です。また、VISSEは、太めのラインもぶれずに描ける絶妙な太さと柔らかさです。Kateは繰り出し式のペンシルタイプ。一般的なジェルタイプはリキッドよりも固めのテクスチャーなので、筆者の場合は皮膚に引っかかって描きにくいと感じることもあるのですが、こちらは描いた途端フッと溶けて柔らかくなり、スルスルと簡単に思い通りのラインを描けるのを実感しました。
擦れ対応、耐水性、耐油性をチェック!
まず、上の画像がそれぞれを指で擦ってみたところです。どれもびくともせず! にじみにくさを実感できました。
次に、水をスポイトでとって上から流してみました。どれも色落ちせず耐水性抜群です。
水で濡れた状態で擦ってみたところ、それぞれ少しだけ色落ちしました。色が落ちやすい順に、エクセル、ヴィセ、kateですが、その差はわずか!

最後にオイルをスプレーして手で擦ってみると、さすがにヴィセ、エクセルともに部分的に色が落ちましたが、Kateには全体に色が残っているのを確認できました。
おすすめの使い方は?
実際に目の際に描いてみると、エクセルの筆の太さは目の際のわずかな凹凸にも引っかからず、スムーズに細い線を描くことができました。上の目の際ぎりぎりの囲みアイラインにはエクセルがおすすめです。また、ヴィセはブレずに太めの線を描きやすいので、目じりの跳ね上げラインや太めのアイラインにぴったりです。そして、Kateはジェルタイプなので極細の線は描きにくいのですが、ささっと描きやすく、また、水にも油にも強く落ちにくいので、時短メイクやメイクを長持ちさせたい日に使用するとよいでしょう。
それぞれのアイラインの特徴が少しずつ見える結果となりました。いずれにしても、手で擦ったり、水で流しただけでは落ちないものばかりでアイライナーそのもののレベルの向上を実感できました。どれを選んでもメイクの仕上がりがワンランクアップしそう。これまでアイラインは苦手と思っていた方も、ぜひトライしてみてはいかがでしょう?