
小学校入学とともに子ども1人で屋外を歩くことが増え、目の届かないところにいる我が子の動向が気になるママも多いでしょう。この春から上の子が小学校に入った筆者は、AI(人工知能)ロボットが子どもを見守ってくれる「GPS BoT」というサービスを利用しているのですが、これがなかなか頼りになるのです。

子どもが1人で屋外を出歩くことを心配し、キッズケータイを持たせたり、防犯ブザーを持たせたり、ご家庭によってさまざまな対応をしていると思います。しかし中にはケータイの持ち込みを禁止している学校もあるでしょうし、まだ子どもにケータイを持たせるのは早いとお考えの方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが、見守りサービス「GPS BoT」です。
「GPS BoT」は、専用の端末を見守り対象の子どもに持たせておくと、携帯電話回線に自動接続。子どもの位置情報を保護者のスマホに送ってくれるAIを内蔵した見守りロボットです。登録しておいたポイントに到着or出発したときのプッシュ通知が届くだけでなく、子どもがどこを移動しているのか最短で1~2分おきに見ることができます。登校後、ランドセルを置いて端末が動かなくなると電源が自動オフになるので、無駄なエネルギーの消耗もありません。また、端末のAIが子どもの生活パターンを学習し、よく行く場所を自動で特定してくれたり、位置情報の修正を行ったりします。親がスマホから目を離している間も、常に子どもの動きを知らせてくれるので、後から確認することもできて助かります。
「GPS BoT」のおかげで迷子の我が子を発見
筆者は以前、「ガイアの夜明け」というテレビ番組で家電ベンチャー「Bsize(ビーサイズ)」の商品開発にスポットをあてた特集を見て、「GPS BoT」の存在を知りました。そして、我が子の小学校入学に合わせて端末を購入し、ランドセルのポケットにしのばせておいたところ、登校初日から大助かり! なんと、帰り道を間違えて全く知らない道を通っていたのです。スマホを片手に位置情報を確認しながら、無事に迎えに行くことができました。
さらに、入学から1ヶ月ぐらい経ち、登下校も慣れてきたと思っていたある日、今度は学校近くの地点に止まったまま20分以上動きません。これはもしや何か起きたのでは!?と慌てて迎えに行ったところ、ダンゴムシに夢中になって長時間眺めていただけというオチ。無事で何よりでしたが、もし万が一のことが起きた場合、1~2分前に我が子がどこにいたのか確認できるのはとてもありがたいことだと痛感しました。

「GPS BoT」の端末は無料のアプリから購入(4,800円【税抜き】)することができ、サービスを利用した日から月額480円【税抜き】の利用料がかかります。それ以外の手数料や1回ごとの位置サーチの課金などはかかりません。端末の大きさは5×5×1.9cmで、子どもの手のひらサイズです。小さな巾着に入れてランドセルやリュックのポケットに入れておけば、登下校だけでなく、習い事の行き帰り、お友達の家や公園に遊びに行くときなどにも安心です。保護者の目が届かない場所へ出かけるときのお子さんの見守りに、「GPS BoT」を持たせてみてはいかがでしょうか。
【参考】