
子どもと暮らしていると日々気になるのが、泣き声や子どもが出す生活音。悪気はなくても、周囲の大人にとっては騒音になりうるものです。そこで今回は、子どもの泣き声といった様々な生活音を、どのように気を使っているのか2歳から16歳のお子さんをもつママ・パパさんにアンケートをとってきました。トラブル防止のため、一緒にチェックしていきましょう!
親だって人間ですから感情的になってしまうこともあります。子どもが泣いたら静かにして欲しくてより大きな声で「泣き止んでよ!」と言ってしまいたくなるものです。しかし、そこで大きな声を出さずにあやし続けるのが近隣へのなによりの配慮だというママさんの意見はこちら。
「子どもが泣くのは許容されても、親が怒鳴るのは許されないと思うので、どんなに子どもが泣いても親は怒鳴らないことに決めています」(20代女性・専業主婦)
確かに、親が怒りに満ち溢れている様子は近隣としてはとても不安になるものです。虐待!? と要らぬ疑いをかけられることのないよう、冷静さを持って対応したいですね。ヒステリックに怒らず、まずは気持ちを落ち着かせる努力をしましょう。
集合住宅の人はクッションフロアなど足音に配慮!
アパート、マンションにお住いの家庭だと、泣き声以外にも気になるのが足音。子どもがバタバタと走り回ってしまっては、下に住んでいるご家庭がきっとイライラしてしまうことでしょう。そこで利用しているという声が多かったのが、クッションフロアでした。
「ネットやホームセンターでも買えるクッションフロアを床に敷いて、少しでも足音が響かないようにしています」(20代女性・パート)
賃貸物件で大規模な改修が出来ない人でも取り入れられる良いアイデアですね!
ものを引きずらないように躾をする親多し!
アンケートによると集合住宅で暮らす家庭では、子どもに「物を引きずらないように」と躾をしているという回答が6割みられました。案外足音同様に床を擦るような音は、聞こえる立場になると気になる音であり、想像以上に音が響くからです。
「イスを引きずったり、オモチャの車をギーギー引きずったり…。子どもは力がまだ弱く、持つことが難しいのだと気付くことがありました。だからこそ、必要なときは大人が手を貸し、見ているだけではなくケアをする。でないと、アパートで下の階に住んでいる人にとても不快な思いをさせてしまうと思うのです」(40代男性・自営業)
些細なことでも気遣いを忘れないことが大事だということが窺えますね。
いかがでしたか? 自分達は今を生きることが精いっぱい。しかし、側で暮らす別の家庭のことも気にかける心の余裕を持って育児を楽しみたいものですね。
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