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声かけは必須? 議論再燃「リクライニング」問題

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新幹線やロマンスカーなどの特急電車、飛行機、観光バスなど、長時間の移動に利用する乗り物には、乗客が快適に過ごせるよう「リクライニング」機能が付いています。座席を後ろに倒す際に「後ろの客に声を掛けるべき!」という声も上がっていますが、皆さんはどうしていますか? 
飛行機では、食事時に戻せばOK
ファーストクラスやビジネスクラスでは、十分な余裕があるので、リクライニングをする際にわざわざ声掛けは必要ありませんが、問題となるのはエコノミー。座席の間隔が狭く、MAXまで倒してしまうと、後部座席の人もリクライニングを倒さなければ、かなり窮屈な状態になってしまいます。しかし「倒してはいけない」というルールは存在しませんし、倒せることも含めて、それが航空会社からの「サービス」でもあります。なので、わざわざ声を掛ける必要はありません。
ただし、気配りはもちろん必要です。後部席に誰か座っているようであれば、MAXまで倒すのはやめ、軽く傾ける程度に。食事の時間はきちんと座席を元の位置に戻し、後部の人が食べやすいよう配慮をしましょう。

新幹線だって、もちろん倒してOK!
新幹線は、進行方向によって座席の方向を回転させるため、スタンダードな状態では背もたれがほぼ直角になっています。このままの角度で背もたれを使うのは、はっきり言って「無理」というもの。つまり、リクライニングして使うことを前提としてデザインされていますので、わざわざ後部座席に声をかけて使う……というのは、ナンセンスです。しかし、飛行機同様に、MAXまで倒すのは配慮に欠ける行為として映ってしまいます。倒すこと自体に、なんらルールも法律もありませんが、一応、「疲れているので、最後まで倒しますね」と一声かけておくといいでしょう。

バスはできるだけリクライニングなしで
いわゆる観光バスや、空港へのアクセスに利用するリムジンバス等は、もともと数センチ程度しか倒れないように設定されています。なので、倒したところでたかが知れており、あまり問題になることはありません。最も問題となるのは夜行バスで、かなり深くまで倒れるように設計されているものの、確実に後部座席の人の迷惑になる、ということが多々あり、問題になっています。なのでこちらは、MAXまで倒すことは絶対にやめましょう。身体が辛くなったら、休憩のたびに外に出て屈伸運動を行ったり、ふくらはぎを手の平で揉んだりしてみてください。血流が良くなれば、そこまで深く倒さなくても眠ることができます。

ネットでは声掛けの是非について議論が盛り上がっていますが、何かと極論が多いものなので、参考にする必要はなし。座席を倒すことはNGマナーではなくサービスの一環であり、お互いの心の持ちようですので、相手が不快にならないよう気遣いを心掛ければ問題ありません。
PHOTO/Fotolia

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