
待ちに待った出産。あれこれと準備をしていても、実際に出産してみると……あれ、こんなものも必要だったの⁉と驚かされたママは、少なくないと思います。筆者の経験から、慌てて買い足したものをご紹介しましょう。今回は入院編です。
筆者が出産して衝撃的だったのは、「出産の痛みは陣痛だけでは終わらない」ということでした……そう、会陰切開の痛みが、長いこと続いたのです。そこで、慌てて買い足したものが、円座クッション。入院していた時は産婦人科から借りていたものの、持って帰れるマイ・円座クッションがなければ、退院時の車に乗ることさえも難しいくらい痛かったのです。
また、もちろん病院を抜け出して自分で買いに行くことはできないので、家族にお願いしたのですが、円座クッションの必要性や、どういったものかの説明をすることに一苦労しました。帝王切開や痛みが少ない場合もあると思うので、事前に買っておく必要はないかもしれませんが、念のために、病院に来てくれる予定の家族や友達などに「こういうわけで、こういうものが必要になるかもしれない」という話をしておくと安心でしょう。
尋常じゃなく喉が渇く!「ノンカフェインのティーバッグ」
出産後、すぐに授乳がはじまります。そこで知ったのは、(筆者が出産した時季が夏だった、ということも関係していると思いますが)「授乳していると尋常じゃなく喉が渇く!」ということです。筆者が入院していた産婦人科は、お湯は用意してありましたが、お茶などはなく、いちいち自動販売機で買うのも……ということで、慌ててノンカフェインのティーバッグを買ってきてもらいました。ただし、“ノンカフェイン”というのも、祖父母世代や男性にはなかなか理解しにくい言葉だと思いますので、事前に自分で入院グッズに入れておいてはいかがでしょうか。
番外編:そんなにたくさん必要じゃなかった「マタニティパジャマ」
逆に、出産前に張り切って準備をしていたものの、そんなに必要じゃなかったものが、マタニティパジャマ。妊娠時期から着られて、出産後も授乳がしやすいパジャマをたくさん用意していました。でも、実際は……入院までは使ったものの、夏だったこともあり、退院後はキチンとしたマタニティパジャマが暑くて、タンクトップ+羽織と短パンのスタイルに。授乳に関しても、タンクトップの方がラクでした。間違いなく入院までは使えたので、必要だったとは思うのですが、買い過ぎは禁物ということですよね。
いかがでしたか? 産んでみなければわからないこともたくさんありますが、これらのことを、何となく頭の中に入れておくと安心かもしれません。産前産後のデリケートな入院時期、快適に過ごせるといいですよね!
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