
凝った材料を用意しなくても、手をそれほどかけなくても、おもてなし料理は作れちゃいます! 今回は見栄えもする簡単おもてなし料理として、ロール寿司作りのコツをご紹介します。
ロール寿司って響きがなんだかオシャレ!
おもてなし料理のポイントの一つは、見た目でしょう。いつもとはちょっと違って見える、ちょっと手の込んだ感じに見える、なんだかオシャレに見える。それが大切です。
ロール寿司、要は巻き寿司ですが、普通なら海苔を用いるところを、ちょっと違って見えるようにしたいのであれば、海苔の代わりに、例えばスモークサーモンで巻くと、パッと華やかな色彩に変わります。
薄焼き卵で巻いて黄色でパッと花を咲かせるのもいいでしょう。
また、ちょっとコツが要るかもしれませんが、アボカドスライスで巻いたアボカド巻きは見た目も豪華に見えるのでオススメです。
中身とソースを工夫して“冒険”をしてみる!

何で巻くかということ以外に工夫したいのは、中身とソースです。海苔巻きの定番といえばマグロや卵、キュウリなどですが、いつもなら入れない、でもうちにありがちなもので冒険をしてみましょう。
普段はお弁当に使う冷凍のエビフライなどの揚げ物を巻くのもアリです。千切りにした人参やキュウリ、たくあんなどをまとめて入れると、切り口が綺麗に見えますし、実際に口に入れた時も食べやすくなります。
また、海苔巻きといえば定番は醤油ですが、例えば、先ほど述べたエビフライなど揚げ物を巻く場合は、醤油よりもソースがよく合います。明太子と混ぜてアレンジしたマヨネーズソースや、焼肉のタレなどをかけてもいつもとちょっと違った味が楽しめます。
「おもてなし料理」と聞くと、とても手間暇かけた畏まったイメージになりがちですよね。ですが、大切なのは相手をおもてなしすることなのですから、料理のハードルを高くすることが必要とは限りません。その時の状況に合わせて、自分なりにちょこっとアレンジするだけでいいのです。
楽しく作って、それでいていつもと” ちょっとだけ”違う仕上がりににする、それが賢いおもてなし料理です!
PHOTO/Yuk Riverfield