◆おなじみの食材も、他のおうちではこんな使い方。そんなレシピをお送りする【mamレシピ】。不定期連載でお届けします◆
春の収穫を終えたアスパラガスは、葉を大きく伸ばし、夏の日差しを浴びて養分を根元にしっかり蓄えます。このとき、養分が十分に蓄えられると「夏芽」と呼ばれる小さなアスパラガスが伸びてきます。この夏芽は、身が細くて爽やかな風味が特徴ですが、春芽に比べるとややアッサリしているもの。ひと手間加えてコクを与えると、美味しくいただくことができるんです!
<材料>
アスパラガス 10本
冷凍パイシート 1枚
クリームチーズ 大さじ2杯
塩 適宜
粉チーズ 適宜
卵 1個
<作り方>
1:材料を冷蔵庫から出し、室温に戻します
アスパラガスは洗って、茎の硬い部分を剥いておきます。クリームチーズ、卵は冷蔵庫から取り出し、室温に戻します。冷凍パイシートは、作り始める3分前くらいに冷凍庫から取り出し、半解凍の状態にしておきます。
2:パイシートに、クリームチーズを塗ります
半解凍されたパイシートの全面に、クリームチーズを塗ります。あとでアスパラガスに巻くときの”のり”の代わりになりますので、端っこのほうまできれいに塗ってください。オーブンを200度に予熱しておきます。今回使用した冷凍パイシートは、カルディコーヒーファームで売られているものです。他のパイシートを使用する際は、1枚150g程度の、使いやすいサイズを選んでください。
3:パイシートを10等分します
パイシートを、細い短冊状になるように、10等分にカットします。
4:アスパラガスに巻き付けます
クリームチーズを塗った面をアスパラガスにあて、くるくると巻きつけます。パイシートを触っていると、熱でどんどん柔らかくなってしまうので、なるべく触らないよう、巻きはじめを軽く指で押さえ、アスパラガスを回転させながら巻き付けるようにするとうまくいきます。
5:溶き卵を塗ります
卵を溶き、ハケでパイシートを巻いたアスパラガスに塗ります。このとき、パイシートの部分だけに塗るのではなく、アスパラガスの茎や穂先にも塗るようにしてください。
6:塩・粉チーズを振りかけます
溶き卵を接着剤代わりにするイメージで、アスパラガスの上にあら塩と粉チーズを振りかけます。パイシート自体に塩分が含まれていますので、塩はほんの少々を掛ける程度でOKです。
7:200度のオーブンで15~20分!
予熱しておいたオーブンに入れ、200度で15~20分、パイ生地がサクサク&こんがりと焼きあがるまで加熱します。焼きあがったらしばらく放置して粗熱と余分な水蒸気を取れば完成です。
クリームチーズの酸味がアスパラガスの甘味を引きたてる、夏おすすめのレシピです。冷めても美味しく、見栄えがするのでパーティーにもピッタリ。手でつまんでパクっといただいちゃいましょう!