夏になると疲労感が溜まりやすくバテやすくなりませんか? それは、強い紫外線や冷房による寒暖差により、自律神経が乱れて内臓機能が低下。脳が疲労感を感じやすくなり、身体そのものが慢性的に疲労を感じてしまうからなのだそう。
こうした疲労感を回復し、夏バテを予防するために、最もおすすめな食材は「鶏むね肉」。鶏むね肉には、乳酸を分解促進し、活性酸素を抑え、抗疲労効果が高い「イミダゾールジペプチド」という成分が豊富に含まれていて、夏バテや内臓疲れを軽減することができるとされています。毎日の食卓に鶏むね肉をプラスして、健康的に夏を乗り切ってみませんか?
<材料(5~6人前)>
鶏むね肉 1枚
ゴーヤ 1/2本
ピーマン 大きめのもの2個
赤パプリカ 1/2個
豆もやし 1袋
塩 少々
酒 大さじ2
●ナムルのタレ
ごま油 大さじ2
炒りごま 大さじ3
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
<作り方>
1:鶏むね肉の下ごしらえをします
鶏むね肉は水でサッと洗い、皮を取り除きます(除いた皮は、塩を振って炙り、パパのおつまみにどうぞ!)。耐熱皿に入れ、塩と酒をふりかけて全体にまぶし、ラップをかけて電子レンジに3~4分ほどかけ、中まで熱を通します。お皿を電子レンジから取り出したら、ラップをかけた状態のまま置いておきます。
2:野菜の下ごしらえをします
ゴーヤ、ピーマン、パプリカは洗って種を取り除き、千切りにします。もやしは洗って水けを切っておきます。
3:野菜を茹でます
鍋でお湯を沸かし、ピーマン、パプリカ、ゴーヤ、もやしの順に入れて茹でます。湯だったらザルに上げ、よく湯切りをしておきます。
4:炒りごまをすります
炒りごまは完全にすりきらず、ごまの粒が1/3~1/4程度残るようにすると、食感が良くなります。
5:タレを作ります
タレの材料と、鶏むね肉を蒸したときに出たスープをボウルに入れて混ぜ合わせます。大人向けに作る場合は、ニンニクの量を多くすると、さらに本場(韓国)風に仕上がります。
6:鶏むね肉を細かく割きます
手で割いたほうがふんわり美味しく仕上がりますが、間違いなく熱いので火傷にご注意を。我が家では横着をして、写真のように包丁でこそげるようにしています。こうすると素早く割けるので、時短にもなります。
7:5のタレをまぶします
タレが入ったボウルに、鶏むね肉を入れてサッと混ぜたら、野菜を入れてさらに混ぜ合わせます。タッパーなどの保存容器に入れ替え、味がなじむまで30分~1時間ほど、冷蔵庫で冷やし落ち着かせれば完成です。
しっかり火を通してあるので、お弁当のおかずや、常備菜としても活躍します。入れる夏野菜は、きゅうりやオクラ、枝豆、とうもろこし、湯剥きをしたトマトなどでもOK。ごま油とにんにくの風味が食欲をそそりますよ!