
「繊細なレースに身を包み、おしゃれに着こなしてみたい」というのは、女性なら一度は思うはず。
とはいえ、着こなしが難しそう……と敬遠されがちなのがレースアイテム。「エレガンスっぽくなりすぎるのもキャラじゃないし……」「着てみたいけど、私には似合わなそう……」そんなふうに思っている人も、少なくないのでは?
そこで、「程よくカジュアル、でも、チープに見えない」レースの着こなしテクニックを紹介します。
ベージュやかごバッグと合わせると上品に

繊細なイメージのレースアイテム。合わせるアイテムも繊細なイメージなものをチョイスすると、上品さが際立ちます。オススメしたいのは、ベージュカラーやかごアイテム。品のあるアイテム同士の掛け合わせで、ママらしい落ち着きとおしゃれ感を両立できます。ベージュのヌーディさとかごの夏らしさで、見るからに涼しげなのも、好印象です。
細かい柄&タンクでミニマルに

大人がレースを着こなすなら、あまり「レース感」を前面に出さないのも、一つのテクニック。レース感を出さないことでカジュアルさもキープでき、不自然にエレガントになりすぎることもありません。それには、細かめのレース模様を選ぶことがポイント。タンクトップなどの面積がコンパクトなアイテムだと、レースっぽさを押し出すことがなく、自然に着こなすことができます。
レース分量の多いアイテムは、レイヤードでカジュアルダウン

ワンピースなど、レース感を前面に出してしまうようなアイテムを着る場合は、抜け感を出すためにレイヤードテクニックを駆使してみてください。使えるのが、デニムとのレイヤードスタイル。合わせるだけでレースのエレガントさが緩和され、大人のカジュアルなスタイルが完成します。チープに見せないために、アクセサリーなどは、大人の落ち着きあるものを選んで。
いつものカジュアルに「レースエプロン」をプラス

ここ最近注目の、使えるレースアイテムが「エプロン」。普段のTシャツ×デニムのスタイルに、腰にレースのエプロンを巻くだけで、どこか涼しげで垢抜けた印象に。カジュアルすぎるスタイルが、大人っぽく昇華します。レースの主張が強いスタイルになるので、アクセやバッグなどは主張しないものを選ぶと、無難にまとまります。
上級者は「レースパンツ」にトライ

身にまとえば、一発でファッション上級者に見せてしまうアイテムが「レースパンツ」。なかなか難易度の高いアイテムですが、全体のカラートーンを統一させるようなイメージで着こなすと、意外にトライしやすいものです。レースのボトムといえばスカートがメジャーなので、パンツを着こなせたら、周りと差をつけられること間違いなしです。
とっつきにくい……と敬遠されがちなレースですが、意外と取り入れたら自然に着こなすことができることに気がつきます。さりげなく、大人っぽく取り入れるコツを覚えたら、レースアイテムを素敵に着こなす憧れの女性も、夢じゃないかも。
出典/WEAR