
スキンケアに気を使う男性が増えているのでは? と、まわりのママ友にパパがお肌のお手入れを行なっているのかを聞いてみたところ、30代&40代のパパでは、意外なことにも日焼け止めさえ塗らないという方が圧倒的に多数でした! 女性に比べると、スキンケアの正しい知識については、まだまだ必要性を感じている方が少ないようです。そこで、子育てパパにこそ知っておいてほしいスキンケア法について、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュの筆者がお伝えします。今回は、夏の紫外線対策についてです。
少し前は、日焼けが健康的であるという考え方が当たり前でした。とくに男性は、肌色が褐色だと筋肉質に見えて、より男性らしさが増すと考える方が多いようですね。でも、日焼けは、肌の炎症です。シミやシワ、乾燥の原因になり、老化を速めてしまうので、炎天下で過ごす日は、日焼け止めの塗布をおすすめします。
ママはみんな知っている? SPFとPAの意味をおさらい
日焼け止めには、効果の目安として、SPFとPAのサンケア指数が表示されています。SPFは、表皮にダメージを与えて炎症を起こす「UV-B」波からのプロテクト効果の指標です。日焼けの状態(赤くなってヒリヒリする)になるまでの時間を何倍までのばせるか?の目安ですので、数値が大きいほどプロテクト効果が高くなります。たとえば、20分で肌が赤くなる人がSPF35の日焼け止めを使った場合、20×35=700分(11時間40分)、日焼けを防ぐ効果があるという意味になります。そしてPAは、真皮層に到達し、時間をかけて肌色を黒くする「UB-A」波のプロテクト効果の指標です。+の数が多いほど効果が高くなります。盛夏のプールや海では、SPF値もPA値もなるべく高いものを使用することが好ましいと言えます。
ベビーにはやさしい日焼け止めが必要
もちろん、お子さんにも日焼け止めは必要です。ただし、赤ちゃんや小さなお子さんは成分の刺激に弱いので、肌に優しいタイプのものを使用する必要があります。プロテクト効果は低くなるので、ママと一緒にこまめに塗り直してあげてくださいね。
それでもあえて日焼けしたい?
日焼けはダメージであるとわかったものの、やっぱり夏は日焼けしたい!というパパは、ママやお子さんよりもSPF値の低い日焼け止めを使用してみてはいかがでしょう? SPF15~20程度の日焼け止めでも、紫外線B波の影響を受ける方がほとんどです。少しずつ適度な日焼けをすることが可能になるので、試してみてください。
ちなみに、紫外線にあたった後の肌は乾燥しがちです。男性の皮膚は女性よりも厚く皮脂分泌が多いので、男性用のアフターサンローションなどでケアすることをおすすめします。メントール配合のものが多く、清涼感も得られてこの夏にぴったり。正しいサンケアで快適な夏をお過ごしくださいね。
