
ホームパーティーの料理は、簡単で美味しく食べやすく、さらに出した途端にみんなが「わ〜♡」と盛り上がるような、華やかさがあるといいですよね?
そんな時の強い味方が、「ビーツ」です。
ビーツは、ロシア料理のボルシチなどに使う赤い野菜、別名サトウダイコンとも呼ばれています。カブに近い食感で、ほんのりした甘みがあります。
生のものはあまり出回っていませんが、缶詰や瓶詰めは輸入食品店やスーパーで一年中入手できます。
今回はこのビーツを使って、火を使わない、とっても簡単で見た目も可愛い冷製スープを作ってみましょう。
主な材料は3つだけ、火を使わない、切るのも少しだけ。手順を覚えてしまえば、5分くらいで出来上がります。
ヨーグルトの酸味とビーツのほんのりとした甘味で、さわやかにいただけるスープです。

材料(3〜4人分)
ビーツ(瓶詰めなどの水煮) 50g
玉ねぎ 50g(多く入れると辛くなるのでお好みで量を加減する)
ヨーグルト 200g
塩 ひとつまみ
作り方

1.ヨーグルトとビーツをボウルに入れる。ヨーグルトは上に溜まっている水分(ホエイ)も入れ、ビーツも水煮の水分は切らずに入れる。

2.1のボウルに薄切りにした玉ねぎを加える。

3.2をハンドブレンダーで、全体が滑らかな状態になるまで混ぜる。ジューサーミキサーでも良い。ハンドブレンダーの場合、中身が飛び散りやすいので、最初は低速で回したり、シンクの中で作業したりすると良い。
4.塩をひとつまみ入れ、味見をして好みの塩気に整える。
5.冷蔵庫でよく冷やして、小さめのガラスの器などでサーブする。
持ち寄りパーティの時には、冷やしてから保冷の水筒に入れて持っていくのがおすすめです。
オードブルの一品として、一口サイズのグラスに入れて並べておくとテーブルが華やかになりますよ。
ビーツはまだ日本ではあまり馴染みのない野菜ですが、サラダにもスープにも、冷たくても温かくしても美味しくいただけます。
缶詰、瓶詰めのストックの中に、1個入れておくと便利に使えますよ!
PHOTO/Maiko Kudo