「ダイエットのためにバターコーヒー飲んでます!」と最近よく聞くのです。
今年は都内にバターコーヒー専門店ができ、ファミリーマートオリジナルのバターコーヒーも人気のようで、棚のそこの部分だけガラ空きになっていたりします。
バターコーヒーダイエットの方法は、「朝食の代わりにバターコーヒーを飲む」、それだけです。
とても簡単なので筆者も試してみたのですが、確かに1日やってみただけでも効果が出ました。
でも、そもそもバターコーヒーって何なのでしょう?
バターコーヒーって何?
バターコーヒーダイエットは、アメリカの実業家による著書『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』(ダイヤモンド社)で提唱され、アメリカでブームになり、日本でも今年人気に火がついたダイエット方法です。著者はこのバターコーヒーダイエットで150kgあった体重を100kg以下にまで落としたそうです。
バターコーヒーの基本レシピは、コーヒー1杯に、グラスフェッドバター10gとMCTオイル大さじ1を入れ、よく混ぜ合わせるというもの。
飲み方は、朝食の代わりにバターコーヒーを飲む、それだけです。
バターコーヒーを飲むと、朝食を食べていないにも関わらず空腹感を感じず、頭もすっきりします。そしてとても腹持ちが良いので昼食も炭水化物抜きなどで軽く済ませられるのです。
家にあるもので作れる簡単バターコーヒー
さて、実際にバターコーヒーダイエットをしてみようと思っても、家にグラスフェッドバターやMCTオイルがある人は少ないと思います。グラスフェッドバターは高級スーパーや通販で入手できますが、普通のバターよりも高価です。MCTオイルも入手が難しいので、継続的にバターコーヒーダイエットをするかどうかわからない時点で買うのはもったいないですよね。
そこで今回は、もっと簡単な材料で作れるレシピを紹介しましょう。
無塩バターはお菓子作り用に買ってありませんか? ギーも最近流行っているので、あればこれでも大丈夫です。
材料(1回分)
ブラックコーヒー 1杯分
無塩バターまたはギー 大さじ1
作り方
1.大きめのマグカップにブラックコーヒーを1杯用意します。ドリップコーヒーを淹れても、インスタントコーヒーでも良いので、自分の好きなコーヒーを用意しましょう。
2.コーヒーにバターを入れて溶かします。
3.2をよく混ぜます。100均などで売っているミルクフォーマーが手軽です。フタのしっかりしまる容器に入れてよく振っても良いです。
4.コーヒーとバターがしっかり混ざって乳化してカフェオレのような色になれば出来上がりです。
バターコーヒーって脂っぽいんじゃないの? というイメージもあると思いますが、しっかりと混ざったバターコーヒーは味もまろやかでカフェオレのような感じです。
バターコーヒーダイエットは、簡単で、効果も早く出るダイエット方法です。ただし、食事を抜くダイエットなので、体調を崩さないように無理をしないペースで行うようにしてくださいね。
PHOTO/Maiko Kudo