どんなに完璧なメイクをしても、夏の日差しと湿度にはかないません…。しかも、ドロッとした崩れ方をするので泣きたくなりますよね。でも「大丈夫!コツさえ掴めば、すばやく、キレイに、簡単にメイクしたてのお肌にリカバリできますよ」と話すのはヘアメイクアップアーティストの大山なをみさん。さっそくコツを聞いていきたいと思います。
かならずして欲しいのは皮脂をオフして水分をプラスすること
手順としては、こんな感じだそう。
① 直す前にかならずティッシュで顔全体をおさえる。
② ミストをシューッ。その後よくなじませる。
③ ハブラシ型のメイクブラシ(小さめが使いやすい)を使って、ファンデを薄―くなじませる。
④ 必要なら、手持ちのプレストパウダーで仕上げる。
「脂分で顔がドロッとしてくるのは、肌の水分が失われているから」と大山さん。「この状態では、上に何をのせてもキレイには仕上がりません。ティッシュオフは必ずするようにしてください。その後、ミストで水分を補給して。また、ハブラシ型のブラシは、簡単に細かく薄く均等にファンデをなじませることができるのでメイク直しにぴったりです。ぜひ使ってみてください」
おまけ:メイクを崩れにくくする裏ワザ
「朝、化粧水をつけたあと、保冷剤で顔を冷やしてからメイクをします。キュッと毛穴を閉めた状態でメイクすることで、密着度が高くなります。また、崩れやすい暑い時期はポイントメイクも崩れやすくなります。マスカラなどは汗に強いものを選びがちですが、崩れてまぶたに付いてしまったときも落ちにくいという状態に。お湯でオフできるタイプのものにしておけば、落ちたとしてもさっと拭き取り、塗りなおせるという利点があります」と大山さん。
なるほど。これなら夕方からもさらさらフレッシュな顔で過ごせそうですね。コツを掴めば簡単なので、時短メイクにも応用できそうです。ぜひ試してみてくださいね。