気軽に手に取りやすい価格帯ながら、コスメのトレンドをリードする商品ラインナップで、ママたちに圧倒的な人気を誇るキャンメイク。そんなキャンメイクから、8月1日に店頭販売されたばかりの「ユアチークオンリーティント」が今、ナチュラルメイク派のママたちに大人気です。自分だけのカラーに頬が染まるという新しさから話題をよび、「透明感」と「モチのよさ」を両立させたメイク効果で人気が広がっているようです。今回は、その使用感を日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュの筆者が検証します!
ほのかに染まるナチュラルさが人気の秘密!
商品名はユアチークオンリーティント。肌の水分量に反応して、その人だけのカラーに染まるというスティック状のチークです。ピンクに色づく「透明スティックの01」と、コーラルに色づく「オレンジスティックの02」の2色があり、各700円【税抜き】。そもそもコスメの「ティント」は、英語のtint=「ほのかな色合い」という意味ではなく、韓国語の틴트(ティントゥ)=「染める」という意味をさしていることがほとんどです。このアイテムも、お肌の角質層を染料でほんのりと色づかせるので、自然な発色のように見せることができるとともに、カラー効果が長持ちします。
ティントチークの使用感は?

実際に、塗ってみた感じはコチラです。「透明スティックの01」(画像・右)は、肌に乗せたとたんにうっすらとピンク色に色づきました。3時間後、カラーが濃くなったということはありませんでした。むしろ、より肌色になじんでナチュラルな印象です。「オレンジスティックの02」(画像・左)は、うっすらと赤味を帯びた透け感のあるカラーに色づきます。まるで自然な血色そのもの! こちらも、3時間後に色合いが濃くなったということはなく、つけたままのカラーがそのまま持続する印象です。
この商品の推しポイントは、美容液成分93%配合で潤い効果が実感できるところ。バームタイプの保湿スティックにほんのりと色がついているイメージです。例えていえば、色づきリップクリームのチーク版といったところ。頬は、顔のなかでも乾燥しやすい箇所。保湿するついでにほんのりとした血色感をプラスすることができるので、時短メイクにもなります。 また、汗や皮脂でメイクが崩れやすい季節にも、お肌に密着してクリアな血色感をキープできます。
おすすめのメイク法

次のプロセスでメイクすればOKです。
1 スティックを2~3mmほどくり出す。
2 頬骨の高い位置にポンポンとスタンプを推すように塗っていく。
3 中指と薬指でそっとなじませる。
リキッドファンデーションやクッションファンデーションを使う時はその前に、パウダーファンデーションを使う時はそのあとに塗ると、メイク効果がアップします。お化粧直しの時には、指にいったんとってカラーの濃さを調整しながら頬にのせていくとよいでしょう。
このチークの染料は肌のごく表面のみをわずかに染めるものなので、肌色そのものが染まってしまうことはありません。よっぽど何度も塗り重ねないかぎり、クレンジングで十分に落とせるので、安心してメイクを楽しむことができます。いかにナチュラルに血色感をアップさせるかということは、大人のナチュラルメイクの基本です。失敗なく自然な血色感を演出したいという方は、ぜひ、日常メイクに活用させてみて!