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やっぱり別モノ!? ママ友と友達ってどう違うの?

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皆さんはママ友とどんなお付き合いをしていますか? 毎日子ども連れで遊ぶという人もいれば、行事のときだけ会話をするだけの人など、付き合い方は人それぞれですよね。中にはママ友は要らないと決めている猛者も。 そもそも、「ママ友」と「友達」って、どう違うのでしょうか。

共通点は“子どもがいること”だけ


大人になると、自分で選んだ仕事をして自分で選んだ趣味を楽しみ、その中で交友関係を拡げていくようになります。共通点があり、似た価値観を持つ人が自然に周囲に増えてゆき、それが自分の世界になっていきます。しかしそんな大人の世界を一度にひっくり返すのが、ママ友ワールドなんだそうです。ゆかりさん(50代・3児の母)は「その人の背景は関係ないの。まっさらな状態で一斉に、よーいドン! で始まるのがママ友関係」と力説します。

「ママ友は友達ではない」が救いの言葉になることも


「子どもが3人いるので、楽しいこともトラブルもたくさん経験しました」とゆかりさん。
「そもそも、ママ友との共通点は子持ちってとこだけ。生き方も考え方も経験もバラバラな人がこれだけ集まれば、モメるのは当然」だそうです。

「幼稚園で出会ったママ友グループと、一気に距離が近付いて。皆久しぶりの自由時間だったからそれはもう盛り上がったの。それを友情と勘違いしてしまった」と話すのは、真理子さん(40代・2児の母)
「当時私は主人とうまくいっていなかったこともあってママ友関係に依存してしまったんだと思います。そのうち些細なことで揉めてグループは空中分解しましたが、今となっては、どうしてあんなに盛り上がったのかよくわかりません。でも楽しかった。ママ友の魔力ってあると思います」

ゆかりさんと真理子さんに、ママ友は友達と言えますか? という質問をしたところ、おふたりとも返事はNOでした。
「友達ではなかったんだと理解したときに、肩の力が抜けてラクになった」と真理子さんはいいます。

親友は“元ママ友”


ゆかりさんの現在の親友は“元ママ友”なんだそうです。
「小学校を卒業して10年くらい経ったあと、偶然娘と同じクラスだった子のママと街で会ったんです。流れでお茶をしたらすごく気が合って。子どもや家族の話はあまりしませんが、ものの考え方や生き方にはお互いとても共感できます。ひとりの人として魅力があるというか。今では大事な親友になりました(笑)」

ママ友と友達は別モノのようですが、大事に育てれば友情の花が咲く可能性もあるようです。でも、何かあったときのために、心の底に「友達とは違うんだ」と書き留めておくことをおすすめします。

PHOTO/Fotolia

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