
すっかり定番化したLINEなどのトークアプリ。会話してるかのような軽妙なやり取りが魅力ですよね。スタンプを使えば、返信がひと押しという便利さも素敵です。しかし、その便利さがアダになることも…。今回は夫婦間のLINEトラブルについて話を聞いてきました!
ママ友に送るはずが…
「幼稚園のママ友とはお互いの旦那がすごく似ていて」と話すのは智美さん(2児の母・30代)。夫の愚痴をLINEで報告しあっていたんだそうです。ロバートの秋山っぽい太めのルックスから、お互いの旦那のことを “クリエイター”と呼んでいたのだとか。
ある日のこと、いつものように「ウチのクリエイター、G見てビビってんの。子どもよりオーバーリアクションってどうなの」「ウチのクリエイターは休み。ゴロゴロしてないで何かクリエイトしろ」と送りあっていたところ、智美さんのご主人から「同僚と一杯やってから帰る」とLINEが入りました。返事のスタンプを送ってママ友とのLINEに戻った智美さん。「飲んでくるらしいよ。クリエイター腹が加速(笑)」と打ち、ママ友の返事を待っていました。
しかし、来たのは「なにそれ?帰って話そう」というLINE。ご主人からでした。帰ってきたご主人にママ友とのやり取りを責められ、やっとのことで許してもらったんだそうです。
気軽に打てるからこそ、送る前にひと呼吸
久美さん(30代・1児の母)は、去年の12月に第一子を出産。「LINEはケンカツールです」と笑います。
「白熱しますが、後半戦はいたわり合戦になるんですよ」と久美さん。
LINEでケンカしてLINEで仲直りするってことですか?
「そうなんです。文字を読み返しながら打っていくので、言い過ぎたかなと反省したり、気が済んだり。夫も同じ感じで。最後はラブラブトークで終わります。LINEのおかげで産後クライシスに陥らずに済んだのかも」とのこと。
なるほど。久美さん夫婦には最高のツールなわけですね!
「でも一度だけ」と久美さんが続けます。「キャバ嬢と間違えてデレデレなLINEが送られてきたことがあるんです。お前に送ったという彼に騙されてあげましたが、何かのときのためにスクショして取ってあるんですよ。フフフ」
久美さん、なかなかしたたかです(笑)
LINEもメールと同じように後まで残るもの。送る前にひと呼吸置いて、爆弾を投下しないように気をつけたいものですね。
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