
妊娠中はホルモンバランスが変化します。そのため、身体の不調だけでなく、心に不調が現れるという人も。今回、ママたちに妊娠中のエピソードを振り返っていただいたところ、心の不調に悩まされたというママが多いことが判明しました。プレママさんの中には「こんな気持ちになるのは私だけ?」と不安に感じている方もいるかと思いますが、それは珍しいことではないんですよ。
これって、いわゆるマタニティブルー!?
「第2子妊娠中、長男は2歳でイヤイヤ期の真っただ中。私もイライラが抑えられず、ヒステリックになってしまって“もういやー!”と叫んでしまったことも。普段はおっとりしている性格なのでイライラしたりすることもほとんどないのですが、あの時期だけは自分で自分をコントロールできなかった。」 (第2子妊娠当時26歳)
「主人の転勤で慣れない土地に引っ越して、すぐに初めての妊娠が判明しました。全てが不安で、泣きたくないのに毎日涙が出て、とにかく気持ちが落ち込んでいました。見兼ねた主人が、私を実家に強制送還してくれ、両親や妹のサポートで出産まで過ごすことができましたが、あんなに不安定になったのはあの妊娠期間が初めてです。」 (第1子妊娠当時28歳)
マタニティブルーの逆!? マタニティハイ
「不妊治療をしていたので妊娠できて嬉しくて仕方なく、気分が異様に高揚していた時期があります。お酒を飲んでもいないのにテンションが高かったり、どうやっても読めないであろうキラキラネームを付けようとしたり。心配した主人が調べてみると、マタニティハイという症状でした。気分が落ち込む以外にも、私のようにハイテンションになってしまう人もいるようです。」 (第1子妊娠当時27歳)
何もやる気が起きない…
「私の場合は無気力になってしまいましたね。何もやる気が起きず、朝に主人を送り出して夜に主人が帰ってくるまで、家事もできませんでした。専業主婦なのに何もしていないという罪悪感がありましたが、主人が“産まれたら否応なしに動かないといけなくなるんだから、今のうちにゆっくりしていたらいいよ”と言ってくれたのでとても救われました。その言葉のおかげで、逆に、徐々にやる気を取り戻せましたね。」 (第1子妊娠当時24歳)
妊娠中の悩みは人それぞれ。ホルモンバランスの変化で、気持ちが不安定になったり浮き沈みしたりすることもあります。ご主人や実家に頼りながら、お腹の赤ちゃんに会える日まで頑張りましょう!
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