
カフェといえば「スタバ」! 世界中で人気を誇るアメリカのコーヒーショップ「スターバックス」。日本でもお馴染みのカフェですが、こちら本場アメリカでは、日本とは違う、ちょっとした特別感のあるシステムがあるんです。さて、それは一体どんな特別感なのでしょうか? 今回は、そんな米国スタバのちょっと違うシステムをご紹介します。
注文の時に「アレ」を聞かれるんです!

スタバって、ドリンクの種類も豊富ですが、それに加えて自分好みのトッピングなどをカスタマイズできるのがとっても魅力的なんですよね。「ホイップクリームは少なめで」「ソイミルクで」「〇〇シロップを追加で」など、注文する時の楽しい緊張感と、いかにも常連客風を吹かせたくなるようなワクワク感。ここがスタバの魅力でもあります。しかし本場、米国ではもう一つ、日本とはちょっと違ったワクワク感を味わえるのです。レジで注文を終えると、更に次のステップがあるんです。それは「アレ」を聞かれること。「Can I have your name? 」(お名前は? )と。なんと、名前を聞かれるのです! 日本ではこのシステムがないので、初めてこの質問をされた時、みなさん戸惑うようです。筆者もその一人でした。なぜ、この人は突然私の名前を聞くの? この人私のこと好きなのかしら? と、意表を突かれた質問をされて、おかしな勘違いをしました(笑)。米国スタバでは、注文を終えた客がレシートをもらうことは殆ど無いようで、注文ドリンクが間違いなく渡せるように、名前を聞いて、カップに表記してくれるのです。これなら、レシートでドリンク名を確認するよりも明確ですし、簡単ですよね。
どうせなら、自分の名前もカスタマイズしてみる!?

もし、みなさんも米国スタバに行くチャンスがあれば、ぜひこの楽しいワクワク感を味わってみましょう。その時に、ひとつだけ気を付けなければいけないことがあります。日本人の名前は、米国人にとっては聞き慣れない名前が多いようです。筆者自身もそうでしたが、日本ではよくある名前でなので、さらりと「YUKA(ユカです)」と言ってはみたものの、間違えた名前を表記されて渡されることが多々あります。「YUKI(ユーキー)!」と呼ばれたり「FUKA(フーカー)!」なんて、もう別物と化した時もありました。そこで、みなさんにオススメしたいポイントは、自分の名前もカスタマイズしちゃおう! ということです。米国人が聞き慣れているような名前で注文してみましょう。例えば、好きな俳優さんの名前でもいいですし、花の名前でもいいです。「ROSE(ローズ)」や「LISA(リサ)」など、自分でも簡単に言えて、好きな響きの名前にしてみましょう。これなら、間違いなく聞き取ってくれて、あなただけの特別オリジナルカップに仕上がりますよ!
いかがでしたか? 今回は本場、米国スタバのちょっとしたスペシャル感を味わえる、お名前システムをご紹介しました。日本では、レシートで注文ドリンクを確認することが常識ですが、もし、日本でこのシステムを導入するとしたら、きっと苗字で名乗り、表記するのが自然かもしれませんよね。米国では、苗字でというよりも、お互いを下の名前でカジュアルに呼び合う、という文化背景が影響しているのかもしれません。この辺の文化の違いを体験してみるのも楽しいかもしれません。ぜひ、チャンスがあったら、自分の名前もカスタマイズ体験してみてください!
PHOTO/Yuka Riverfield