
食費や光熱費など、毎月の家計の節約に頭を悩ませているママも少なくないはず。様々な項目において、家賃や保険料など毎月決まって出ていく「固定費」を見直すことで節約の効果が期待できます。その中でも今回は、意外と見落としがちな自動車保険の節約についてご紹介します。
最近では、自動車保険に関するCMがたくさん流れていますよね。その多くが「ダイレクト型(通販型)」と呼ばれる、契約者がネットや電話で直接保険会社と契約をするタイプ。一方で、店舗で代理店を通して保険会社と契約をするタイプは代理店型と呼ばれています。
代理店型は店舗の担当者と顔を合わせて相談や見積もりを行うため、直接質問したりアドバイスをもらったりしながら契約内容を検討できるメリットがあります。手続きも一括で担ってくれるので魅力的ではありますが、その分手数料などがかかるので保険料は高め。
一方でダイレクト型は自分で情報を集めて比較検討をしながら、電話やメールで担当者とやり取りをして加入手続きを行います。しかし手数料や人件費がかからないため、保険料をかなり安く抑えることができます。また見積もりや手続きがインターネットで24時間できるメリットも。
対面ではないと言えども担当者は電話やメールで丁寧に対応してくれるので、「自動車保険のことがよくわからない」という人でもそこまで心配する必要はないでしょう。このダイレクト型への切り替えが最も手っ取り早く、最も大きな節約効果が期待できます。
子どもの成長や家族の状況が変わった時は見直しのチャンス
子どもが成長したり引っ越しをしたりすると、車に乗る回数や状況も変化しますよね。そしてその都度、「うちはどのくらい車を使っているのか」を把握することが節約のカギ。
保険会社によっては使用目的や年間走行距離による割引制度を設けているところもあります。業務、通勤・通学、レジャーなど、使用目的に応じて保険料の値段も変わります。短いほど保険料が安くなる年間走行距離もきちんと使用状態を把握して設定しておけば節約効果があります。
この夏休みのおでかけや旅行で車を使った人は、何キロくらい走行したのかを把握することも大事。家族の状況が変わったタイミングは自動車保険の見直しのチャンスだと覚えておくと良いですよ!
自賠責保険、特約も見直してみて
その他にも、自賠責保険は長期契約にしたり勤め先で加入して会社からの補助がもらえたりして保険料が安くできる場合も。
さらに家族で複数の車を所有してそれぞれの車で自動車保険に加入している場合、いずれか1台の契約にのみ付帯させていれば、同じ補償が受けられるという特約もあります。特約が重複して無駄な保険料を支払っていないかのチェックも怠らないようにしましょう。
自分で情報を収集したり状況を把握したりすれば節約効果が期待できる自動車保険。皆さんも自分の家庭に合った自動車保険に見直してみてはいかがですか?