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「おかあさんといっしょ」最近の楽曲提供アーティストが熱い!

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数々の名曲を生み出してきた、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」。ほぼ毎月のように新曲が発表されますが、特にここ最近「このアーティストが関わっているの!?」という意外性&ぜいたくさに驚かされっぱなしです。そこで今回は、「あの歌に関わっているのは、こんなアーティストである」という紹介をしたいと思います。



2018年5月の新曲「いるよ」


せわしない朝にほっこり安らぎを届けてくれた「いるよ」。この歌は、クレジットを見て飛び上がったほど、豪華な布陣で作られていました。歌詞は、詩人や絵本作家としてあまりにも有名な、谷川俊太郎さん。作曲は、はっぴいえんどやYMOでも活躍した、日本の音楽史における重要人物、細野晴臣さん。それだけでも素晴らしいのですが、さらなるこの歌の重要ポイントは、編曲が高田漣さんというところ。高田さんは、ペダル・スティールギター奏者で、繊細で温かみのある音色を生み出すスペシャリストです。「いるよ」では、大御所二人の才能を、高田さんが彼らしく彩ったような、ぜいたくなコラボレーションを聴くことができました。

2018年6月の新曲「きらららダンス」


雨の季節を“きららら”と輝かせた「きらららダンス」。こちらを作ったのはDE DE MOUSE。これまた、かなり人選に驚かされました。DE DE MOUSEは、ざっくり言うとクラブ系アーティストで、先鋭的なイメージがあったからです。確かに、「きらららダンス」も、一筋縄ではいかないアレンジでしたが、むしろ子どものワクワク感を忠実に表現しているようにも聴こえてきました。そもそも、周りの空気そのものをガラリと変える音楽を生み出してきたアーティストだけに、子どもの「いつでも別世界に飛べる」感覚を、今も宿しているのかもしれませんね。音楽通だけではなく、ピュアな子どもにも響く歌を作ったことで、その活動が今後ますます楽しみになってきました。

2018年7月の新曲「ゾクゾクうんどうかい!」


“水族館の運動会”というユニークな物語を、独特のメロディで描いた「ゾクゾクうんどうかい!」。作ったのは歌とアコーディオンの姉妹ユニットであるチャラン・ポ・ランタンの小春さんです。様々なジャンルを織り交ぜた無国籍サウンドで“チャランポ節”を作り上げてきた小春さんですが、この歌でもそれは生かされています。賑やかだけど、どこか不思議な曲調は、子どもにも馴染みやすいようです。
小春さんは、近年のMr.Childrenのツアーに帯同していることでも有名。スタジアム・バンドから子どもまで魅了する、その才能に引き続き注目していきたいですね。

これからは、どんなアーティストが楽曲提供をしているのかというところも楽しみながら、「おかあさんといっしょ」をウォッチしてみてはいかがでしょうか? ママが聴く音楽の幅も広がると思いますよ!

PHOTO/Fotolia





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