子どもから大人まで人気のある中華料理「エビチリ」。家でたっぷり作って食べさせてあげたいのはやまやまですが、2013年頃からのエビの価格高騰により、たっぷり作ることはなかなかに厳しい状況にあります。そこでの節約レシピがこちら。少量のエビに厚揚げをプラスした、”かさましエビチリ”なら、お財布に優しく、健康にもイイんです!
たっぷりの厚揚げが、いい仕事をしてくれます!
<材料(4~5人前)>
むきエビ 150g
厚揚げ 1枚
長ねぎ 1本
片栗粉 大さじ1
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ1
ケチャップ 大さじ4~5
豆板醤 お好みで
中華だし 小さじ2
ごま油 大さじ1
<作り方>
1:厚揚げを切り、油抜きします
厚揚げは、エビと大きさが同じくらいになるように、適宜、カットします。カットしたらザルに入れ、熱湯をかけまわして油抜きをしておきます。
2:海老の下処理をします
むきエビは背ワタを取り除き、水でサッと洗います。洗ったらキッチンペーパーにとり、水けをしっかりと切ります。
3:調味液を作ります
みじん切りにした長ねぎと、砂糖、醤油、ケチャップ、豆板醤、中華だしを混ぜ合わせ、調味液を作ります。中華料理の基本は、このようにあらかじめ調味液を作っておくこと。その後の作業が格段にラクになりますので、必ず火を使う前に、調味液を用意しておきましょう。
豆板醤は、大人の辛さに仕上げたいなら小さじ1~2杯程度を、子どもでもOKの辛さに仕上げたいなら、小さめの真珠1粒分程度を入れてください。
4:エビに片栗粉をまぶします
水けをしっかり切ったエビに、片栗粉をまぶします。
5:具材を炒め、仕上げます
フライパンにごま油を敷いて熱したら、厚揚げを入れ、軽く焦げ目が付くまで炒めます。その後エビを入れてサッと炒め、全体が混ざったところで3で作った調味液を入れます。ポイントは、エビを炒めすぎないこと。調味液によりエビが煮込まれるので、完全に火を通すまで炒めてしまうと、エビが必要以上に硬く縮んでしまうので気を付けてください。
お皿にサラダ菜などを敷いて盛り付ければ出来上がり(写真は、レシピの分量で作った量の半分程度になります)。厚揚げがエビの旨味を吸い、冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもOK。もっとボリュームを出したいときは、炒り卵(2個分くらい)を作って混ぜても美味ですよ!