
マイホームを購入しようと思っていても、なかなか初めの一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。でも、マイホーム購入は2018年の今がチャンスかもしれませんよ! お金の面でのメリットがたくさんある今、ずっとマイホーム購入を悩んでいる方は一歩踏み出すチャンスかも。では、なぜ2018年の今がマイホーム購入のタイミングなのでしょうか。関連する制度をご紹介します!
消費税増税前のタイミング!
消費税が10%に引き上げられようとしています。どのくらい負担が増えるのか計算してみましょう。
【8%の場合】 建物価格5,000万円×消費税8%=5,400万円
【10%の場合】 建物価格5,000万円×消費税10%=5,500万円
建物価格だけでも100万円も変わることがわかりますね。また、消費税は、不動産会社へ支払う仲介手数料や住宅ローンの事務手数料にも課税されます。消費税が2%違うだけでも、金額が大きくなればなるほど、その差額分の負担は増えてしまいます。
「すまい給付金」って知っている?
「すまい給付金」とは、一定の年収以下の人(510万円以下が目安)が一定の要件を満たすことで、住宅を購入するともらえる給付金のこと。新築物件なのか中古再販物件なのかで、検査や耐震性などの規定が異なりますが、新築物件を購入予定の人はチェックしておいたほうがいい制度です。
この「すまい給付金」についてなぜ今のタイミングにチェックしたほうがいいのかと言うと、実施期限が平成33年(2021年)12月までだからです。消費税が10%に増税したら年収の規定が775万円に変更となりますが、さまざまな手続きで時間が取られることも加味すると、消費税が増税する前に早めに動いたほうがいいかも。
住宅ローンの低金利
2018年現在、住宅ローンが非常に低金利となっています。変動金利(年に2回くらいの頻度で、市場の金利に連動して金利を見直しする)で、低い数値の銀行だと0.4~0.5%ほど。銀行によって違いはありますが、全体的に見ても住宅ローンが低金利となっている今が住宅の買い時かもしれません。ショッピングローンの金利が約15%前後なので、いかに低い数値かということが分かるはずです。
「変動するのは嫌だ」という方は、10年固定や35年固定のローンもあるのでそちらも検討しましょう。固定型も以前より低い数値で推移しているので、どちらにしても今がお得なのかも!
マイホームは大きな買い物なので、なかなか最初の一歩を踏み出すのがこわいですが、自分もご家族も楽しく過ごす未来のために、まずはキャッシュやローンのシミュレーションから始めてみてくださいね。
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